雑記:英語の勉強をし始めた話
たまには、日記的な話。タイトルに雑記とつける事にしよう。
お恥ずかしい話ですが、
中学高校の時代、英語の勉強にあまり興味が持てず、
興味がなくなると、とことん手がつかない性分なので、
万年赤点か、赤点の手前を行き来しておりました。
何故興味が持てなかったかというと、
使い道が分からなかったから。
元々、飛行機が怖く、日本の雰囲気が好きだった事から、海外に行こうという気は微塵もありません。
知人に外国の方はおりますが、日本語ペラペラでしたので、英語が必要な事が全くありませんでした。
使うタイミングというと、スーパーマリオUSAのスタッフロールぐらいでしょうか。
それも帰国子女の友人が、全部読んでくれて、何とかスタッフの名前を把握していました。
そして大人になり翌る日、コントラバスのコンサートで曲目を解説トークしなくてはいけない事になり、
日本語のwikiなんぞにはコントラバスのマニアックな解説はなく、
海外のサイト、もしくは輸入譜の裏面に書いてある解説、同じくCDの解説、
そういった英文を解読しなくてはいけない職業となりました。
それでも、
やる気でない。
やる気が出ないというより、
今からやるにはハードルが高い。笑
言語の壁を例えるなら、
鋸山の麓から、頂上にある石の種類を答えるようなものです。
頑張って辞書を引いたり、海外の友人に聞いたりしたものの、
なんかこう、時間に追われ必要に迫られてやるものって、その危機を乗り越えたら続かないんですよね…笑
また、その危機来るのは分かっていても。
とか、ウニウニした気持ちで英語と向き合う生活をし続け、
重い腰が上がらない中、音楽に必要だからと中学英語の参考書とか、気が向いたら開いていたのですが、
ある日、転機が。
東京ゲームショウに行ったんですけど、
めっちゃ見た感じが素敵なゲームあったんです。
ただ、製作者が海外の方で、
めっちゃ分かりやすい英語で、
丁寧で真剣で、凄く優しい心は伝わってくるんですが、
それでも何言ってんのか分からねぇ…泣
多分、ゲームについて詳しく説明してくれてたのだと思う。
だが、親切に詳しく説明するほど単語が難しいのじゃ…!笑
あそこで、ちゃんと理解出来たら。英語で質問出来たら。
どういう経緯で作ったのか、知りたかった。誰がグラ描いてるのか。音楽は誰なのか。Unityをどんな風に使ったのか。どんなチームだったのか。
聞きたい事は沢山ありましたが、
面白かった、ありがとうございました(日本語)
としか、言えませんでした。
多分作った方には、面白くなかったのかな…、って思われたかもしれません。
面白かったんだよ…!笑
本当悲しみ。
その時、得られるはずだった知識が、
英語が出来ないだけで知る事が出来ない。
何も伝えられないもどかしさ。
英語って学問ではありますが、やっぱ言語はそもそもコミュニケーションツールなんだなと。
中学高校の頃はその感覚が欠けていました。
今現役の英語サボってるそこのキミ!後でやると金かかるから今やっといた方がいいぞ!笑
ドイツに行った時、
ベロンベロンに酔っぱらったドイツ人が、
「お前の名前は何だ、ジンイチというのか、オージンイチ!(握手」
という、ドイツ人とは思えない謎の絡みをしてきて、
その後、ロレツも相まって言ってる事が全然分からず、他の方々に助けてもらったんですが、笑
あいつ絶対良い奴だったんだよなぁ…笑
もしかしたら、仲良くなれたかも知れない。
と、未だに後悔しています。
もうこの広い世界でまた会う事は無いだろうけども笑
(てか顔も覚えてない)
機会を失なうというのは、悲しいものです。
これから先、
勿論、音楽家をやりながらですが、
ゲームをやる側だけではなく、
本格的にゲームを作りたい、
という意欲がどうしてもあり、
現在、アセットが英語版しかないゆえに、
使い方がわからないという状況や、
海外のyoutuberの英語でのソフト解説が理解出来なかったりして、
自らの語学力の低さが、学習速度の効率の悪さに直結しているのを実感しています。
なので、
まずは焦らず最低限。
失われている中学高校の英語力を身に付け、
可能なら、先輩方から教えを頂けるレベルを目指していきたいと思います。
音楽業にも役立つしね!!(二の次
最近、勉強が楽しくてしょうがない。
いつか赤点を何とかしてくれていた高校時代の先生方(複数形)に、英語で話しかけてやる。笑
気長に、でも今度こそ頑張ります。
…ってブログにでも書いておけば、プレッシャーになるだろう!!
まずは麓の石から学んでいきます。
橋本 慎一
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