雑記:英語の勉強をし始めた話
- 慎一 橋本
- 2022年6月28日
- 読了時間: 4分
たまには、日記的な話。タイトルに雑記とつける事にしよう。
お恥ずかしい話ですが、
中学高校の時代、英語の勉強にあまり興味が持てず、
興味がなくなると、とことん手がつかない性分なので、
万年赤点か、赤点の手前を行き来しておりました。
何故興味が持てなかったかというと、
使い道が分からなかったから。
元々、飛行機が怖く、日本の雰囲気が好きだった事から、海外に行こうという気は微塵もありません。
知人に外国の方はおりますが、日本語ペラペラでしたので、英語が必要な事が全くありませんでした。
使うタイミングというと、スーパーマリオUSAのスタッフロールぐらいでしょうか。
それも帰国子女の友人が、全部読んでくれて、何とかスタッフの名前を把握していました。
そして大人になり翌る日、コントラバスのコンサートで曲目を解説トークしなくてはいけない事になり、
日本語のwikiなんぞにはコントラバスのマニアックな解説はなく、
海外のサイト、もしくは輸入譜の裏面に書いてある解説、同じくCDの解説、
そういった英文を解読しなくてはいけない職業となりました。
それでも、
やる気でない。
やる気が出ないというより、
今からやるにはハードルが高い。笑
言語の壁を例えるなら、
鋸山の麓から、頂上にある石の種類を答えるようなものです。
頑張って辞書を引いたり、海外の友人に聞いたりしたものの、
なんかこう、時間に追われ必要に迫られてやるものって、その危機を乗り越えたら続かないんですよね…笑
また、その危機来るのは分かっていても。
とか、ウニウニした気持ちで英語と向き合う生活をし続け、
重い腰が上がらない中、音楽に必要だからと中学英語の参考書とか、気が向いたら開いていたのですが、
ある日、転機が。
東京ゲームショウに行ったんですけど、
めっちゃ見た感じが素敵なゲームあったんです。
ただ、製作者が海外の方で、
めっちゃ分かりやすい英語で、
丁寧で真剣で、凄く優しい心は伝わってくるんですが、
それでも何言ってんのか分からねぇ…泣
多分、ゲームについて詳しく説明してくれてたのだと思う。
だが、親切に詳しく説明するほど単語が難しいのじゃ…!笑
あそこで、ちゃんと理解出来たら。英語で質問出来たら。
どういう経緯で作ったのか、知りたかった。誰がグラ描いてるのか。音楽は誰なのか。Unityをどんな風に使ったのか。どんなチームだったのか。
聞きたい事は沢山ありましたが、
面白かった、ありがとうございました(日本語)
としか、言えませんでした。
多分作った方には、面白くなかったのかな…、って思われたかもしれません。
面白かったんだよ…!笑
本当悲しみ。
その時、得られるはずだった知識が、
英語が出来ないだけで知る事が出来ない。
何も伝えられないもどかしさ。
英語って学問ではありますが、やっぱ言語はそもそもコミュニケーションツールなんだなと。
中学高校の頃はその感覚が欠けていました。
今現役の英語サボってるそこのキミ!後でやると金かかるから今やっといた方がいいぞ!笑
ドイツに行った時、
ベロンベロンに酔っぱらったドイツ人が、
「お前の名前は何だ、ジンイチというのか、オージンイチ!(握手」
という、ドイツ人とは思えない謎の絡みをしてきて、
その後、ロレツも相まって言ってる事が全然分からず、他の方々に助けてもらったんですが、笑
あいつ絶対良い奴だったんだよなぁ…笑
もしかしたら、仲良くなれたかも知れない。
と、未だに後悔しています。
もうこの広い世界でまた会う事は無いだろうけども笑
(てか顔も覚えてない)
機会を失なうというのは、悲しいものです。
これから先、
勿論、音楽家をやりながらですが、
ゲームをやる側だけではなく、
本格的にゲームを作りたい、
という意欲がどうしてもあり、
現在、アセットが英語版しかないゆえに、
使い方がわからないという状況や、
海外のyoutuberの英語でのソフト解説が理解出来なかったりして、
自らの語学力の低さが、学習速度の効率の悪さに直結しているのを実感しています。
なので、
まずは焦らず最低限。
失われている中学高校の英語力を身に付け、
可能なら、先輩方から教えを頂けるレベルを目指していきたいと思います。
音楽業にも役立つしね!!(二の次
最近、勉強が楽しくてしょうがない。
いつか赤点を何とかしてくれていた高校時代の先生方(複数形)に、英語で話しかけてやる。笑
気長に、でも今度こそ頑張ります。
…ってブログにでも書いておけば、プレッシャーになるだろう!!
まずは麓の石から学んでいきます。
橋本 慎一
Comments