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ゲーマーコントラバス奏者の雑談2

生まれて初めて観たウルトラマンが“シン”だった話

記憶が消えないうちに、シン・ウルトラマンの感想を書きたいと思います。


先に前置きに絶対書かないといけないのでアレですが、


ネタバレ全開となりますので、まだ見てない方はご注意ください!




まず、自分のウルトラマンの知識がどれくらいか、という所からですが、


・ウルトラマンという赤っぽい巨人がカイジュウを倒すやつ

・影のヒーローっぽい人がでかくなってウルトラマンになる

・特撮界の御本尊で、なんか色んな監督が担当してた?

・1話も観た事が無いが、豆知識系の番組でQの映像の断片は観た事ある

・アイスラッガーって名前は知ってる

・ウチムラセブンってコントは観た事ある



大体こんな感じです。


果たして、この知識だけで映画が楽しめるのか…!


期待と不安を胸に行って参りました。




映画の率直な感想を書くと、




『(悔しい…!!!!)』



映画を観に行って、


悔しいと思った事は初めてかもしれないです。笑





先述の通り、知識は無いので、

今回のブログでは考察とかは書けないのですが、



生まれて初めて観たウルトラマンが“シン”だった場合、


どんな心境になったか、経過をつらつら書きたいと思います。



まず、冒頭の説明映像。



速すぎて、文章全然読めないけど、

これはまあ読ませない演出だろうと思ってます。笑


何体かカイジュウが出てきて、連日大変そうだなっていう。

思ったよりウルトラマン以外がやっつけてる事あるんだなと思いました。

(それが真実なのかは知らない)


そしてドリルのやつ。


何か前のカイジュウと同じだと口々に言ってましたが、

詳しい人には刺さる何かがあるのだろうか。


後、スペシウム光線?が、

なんかスタイリッシュな所作で放たれていて、

見た事があるやつと少し違う感じがしました。

詳しい人には刺さる何(略



印象に残ったシーンは幾つかありますが、


最初に斎藤工が独断で子供を助けに行くシーン、


ああこれは変身しに行ったのかと思ったら、

ウルトラマンが登場して、斎藤工が頭ごっつんなって、


えっ、斎藤工がウルトラマンじゃないの…?


って思ったんですが、

途中で融合の話が出てきてたので、


ごっつんの時はまだ色が赤くなくて、

斎藤工融合時に赤くなったって事なんだろうか。


という事は、最初に出てきたウルトラマンはのちの斎藤工で、

途中で出てきたゾフィーとやらは、あの冒頭のウルトラマンとは別人…なのか?



もはやパニックです。笑



というか斎藤工が出てきたら、ジャスティーース!!って言ってる姿しか浮かばない。



ともかく、ウルトラマンの姿をした方が複数出てきて、

ようやくウルトラマンは宇宙人で他にもいるという事を理解しました。



後、3分間しかいられないという、よくカップ麺が食べられない話を聞いてましたが、


あのピコーンって光るやつもなくて、


これも詳しい人には刺さる何かなのだろうな…



他のだと、山本耕史とか多分なんかの怪人の人たち。


いやーこれも分かんないけど仕込まれたネタが何かありそう…!


レーザーを白刃どりして叩き折ってるのなんか、

まずレーザーって白刃どり出来るんだ…って思いましたが、


今思えば、なんであそこで白刃どりって気もするので、

何かしら過去作品のオマージュかなにかあるんだろうなと思いました。



そしてゼットン。


聞いたことがあります、ゼットン。


確か、ウルトラマンがやられたカイジュウ。



ただ、思ってたのと違いメカメカしてましたが。


少し不思議だと思ったのは、斎藤工が既にゼットンを知っていて、

勝ち目がない事もわかっていた事。


異星の間では有名なのか、何かメタ視点でゼットンが最強である事は周知の事実だからって事なのか。



そもそも、SNSや動画投稿サイトが発達している状況で、

スマホも登場しているという事は、


舞台は現代の話という事なので、


ウルトラマンが特撮コンテンツとして既に知られている世界線だったのか、

それとも、この現代にはウルトラマンという特撮は存在してなかったのか。


その辺が、ちょっと不思議な感じがしました。


カイジュウが日本にしか現れない、という所も、

映画を見ている側は、それが何故かわかる気がするのに、

登場人物たちにはわからない。


その逆メタ視点ともいうべき感覚が、とても不思議な気持ちにさせてきました。



後は、ウルトラマンが超高速で回転する動き。


ウルトラマンってあんな動きするんだ、ってのが率直な感想ですが、


あのワイヤーアクションっぽい動き、昔の特撮でもしかしたらあったのかな?

という、やはり詳しい人には何か刺さる要素なのだろうか。



そう、


とにかくネタが沢山仕込まれている事は分かるのに、



それがどんなネタで、



詳しい人がどう興奮する面白さなのか、




それが分からない…!




悔しい…!!!



恐らく、この映画、


詳しければ詳しいほど面白みが増すんでしょうね。



いうなれば、ゲームとゲーム音楽の関係にも似ている。



映画を観て、悔しいという感情が湧いたのは、

恐らくこれが起因となっていると思います。



でも、それでも全く不自由なく楽しめました。


そこが凄いなと思います。


ネタが分かる人にしか楽しくない、という事故を防ぎつつ、

しっかり深いネタまで落とし込んでいるバランス。



総じて、面白かったです。


…まあもっとネタ知ってれば、更に面白んだろうなぁ…。笑



悔しい…笑



まだ見てない方がもし読んでしまっていたら、


一度このブログの事を忘れて、是非観に行ってみてください。



百聞は一見に如かず。私の好きな言葉です。



橋本 慎一






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