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ゲーマーコントラバス奏者の雑談2

コントラバスレッスン個人教室開講のお知らせ(千葉市)


この度、


千葉市緑区にあります、ヴィラ・ムジーカ誉田村という音楽教室で、


コントラバスの講師として新規開講させて頂きましたので、


宣伝を兼ねて…。笑




新規開講ということもあり、積極的宣伝ターンに入っております。笑

どうぞ、ご周知ご協力頂ければ幸いです。




先日は、トレーナーをしている浦安市のユースオケ団体と、ヴィラ・ムジーカ誉田村で、計2名の新しい生徒さんに初レッスンを行いました。


中高生と社会人の方ですが、何方とも過去にコントラバス経験があり、復帰のレッスン。


今回の記事は、

自分が普段、どの様な事を考えながらレッスンをしているか書こうかなと思います。



下記を読んで、レッスン受けてみたい!と思った方は、是非ご相談下さい。笑(積極的宣伝)




まず過去の経験上、コントラバスでメッチャ発生する問題点は、


「以前、他の先生(又は先輩)に言われたことと全然話が違う!」


という事です。


これ本当にどこ行ってもあります。笑



なので、どの様な事を考えているか、その①は、


“今までの生徒さんの常識を受け入れる事”



これに尽きます。


例えばですが、弓の持ち方だけでも、

ウィーン、チェコ、ベルリンのオケでも全然違いますし、


日本の中でも、ましてや同じ流派の出身でも、

最早同じ持ち方してる人っていないんじゃないかという位、ばらばらです。



自分でもよくやる手法なのですが、


各流派の持ち方ひとつひとつには、音符の並びに対する得手不得手がある為、


自分のメインがチェコ式の演奏スタイルであっても、アクセントを弾くときやスピカートをやる時、


瞬時に指の形を変化させて、音符に対応したフォームに換装していきます。


クラシックのフォームでは、タンゴ調は弾きにくいし、


クラシックにはない、吹奏楽専用の技術だって存在するわけです。



ゲームで言えば、長距離攻撃の槍、素早く戦える短剣、

対応力の高い剣に、遠距離特化の弓など、


多種多様な技術を使って、各曲に対応するわけです。


なので、生徒さんには必ず、


“私が教える内容は、数多くの流派の一つです”


と伝えてから始めます。


今後、もっと上手くなりたいと思った時、


他の素晴らしい音楽家に師事したいと思った時、



柔軟に新しい知識を吸収して欲しいからです。



それに、


「〇〇さんには、この持ち方で教わったんです!」

に対して、


「私は、●●流なので〇〇さんのは忘れなさい。」


というのは、余りにもご本人の今までの努力に対して、理不尽だと思うのです。



ちょっとクサイ言い回しですが、


音楽は、常にその人の心や魂を音に顕す事がメインであり、


その部分を引き出す為に、演奏の技術はあるのだと思います。



なので、〇〇さんの持ち方だって、もう本人の一部なわけで。


選択肢として、その技術や経験を受け入れ残す事は、


将来その方の、音楽への自由さを尊重する事になると考えています。




次にレッスンで気にしている事、その②


“楽しくて、本格的に弾けるようになる”レッスンです。



毒話になりますが、


特に中学高校の強豪校を目指している学校の部活動に指導に行くと、


「先生、厳しく叱って指導してください」


…なんて言われた事があります。

(実際言われたセリフよりは、結構オブラートに包んでます。笑)


正直、びっくりしました。



これは完全なる持論ですが、


的確なアドバイスと、しっかりプランニングされた指導手順を経ていけば、


叱ろうが優しくしようが、演奏は上手くなります。


なのに、どうしてわざわざ演奏が嫌になる事を言う必要があるのでしょう。



叱らないといけない時というのは、上手くなりたい他人の邪魔をしている時や、


楽器をわざと粗末に扱った時などだと思います。




しかも、厳しく叱るより、楽器や練習の楽しさを知ってもらう方が、


遥かに上達は速くなります。これは断言できますが、


なぜなら本人がレッスン内容を持ち帰って自主練してくれるからです。



レッスンは、例えば月2回1コマ45分で指導したとして、


たった、1時間半です。(合ってる…?)



自主練は、それに対してどれくらいの時間があるか考えた時、


圧倒的に、自主練の方が時間を確保する事が出来るのは間違いありません。



いかに自主練のやる気を引き出すか、それが講師の一番の腕の見せ所であり、


また、その自主練をいかに効果的にするか、それも講師のプランニングにかかっていると思います。




つまり、レッスンで気にしている事、その③


我々、プロの講師がレッスンですべきことは、


“俺の考える最強の自主練をしてもらう”為の指導、


だと考えています。



ちなみに、先ほどから書いている“自主練”というのは、


家に帰って練習する事だけではなく、


所属する団体の休憩時間でのチョイ練とか、


そもそも楽器を弾くだけではなく、オケの音源を聴く時間、


他の人と音楽について語らう時、


全て、成長のきっかけを秘めていると思います。



例えばですが、


コントラバスだと、ファゴットとよく音楽的に絡みがありますが、


吹奏楽部で、コントラバスとファゴットの音程が合わない時、


なぜ合わないか、楽器の特性を互いに知り合えば、寄り添う事が出来ます。


しかし、それは指導を受けたり、誰かから聞かないと分からない話で、



レッスンで、そういった知識を教えたり、


より実践向けな、演奏経験から出てくる情報を伝えたりしていれば、


ある日突然、その情報が生徒さんの活動で役にたつ可能性があります。



その可能性を増やせば増やすほど、


自主練もより効果的なチャンスを持つ様になると考えています。



ちなみに、気温でコントラバスが低くなる時、ファゴットは高くなる傾向があります。笑


そして、ファゴットは木管の中では特に音程のチューニング調整がし辛い楽器であり、


コントラバスが、俺に合わせろやという態度で演奏していると、


正直、絶対音程合わないので、ファゴットに嫌われます。仲良くしましょう。




長くなりましたが、最後に、


レッスンで気にしている事その④は、


“基礎は、曲を弾く為に身に着けるもの”という事。



以前も何かの記事で書きましたが、


習いに来て下さった皆様が行きつく先は、


どこかで曲を演奏する事です。


ですが、レッスンを受けていると、


教則本の課題を学習する事がメインとなってしまい、


人前で披露するという感覚が、薄くなってしまいます。



なので、指導する時は、常に、


「この基礎は、なんの役に立つものなのか」


これを特に注力して、レッスンさせて頂いております。



例えば、移弦の練習。


正直、教則本の移弦の練習って飽きません?(正直)



いや、あれが何の前置きもなく大好き!って人は中々のムニャムニャだと思います。



…ですが、


移弦の練習で、例えば、


運命のあそこで使われている技術は、今この!この部分の!引っ掛かりが!


…ってテンション上がって移弦を学べば、


ああ!!凄い!!弦の上を弓が移動していく滑らかさ!!出来た!!好き!!


ってなる。。。のかな…?と思います?



その技術を教わった先にある、演奏の面白さを伝えて、


コントラバスをもっと好きになってもらう事、


が大事かなと思います。綺麗にまとめたつもり。



という事で、


沢山アピールポイント書きましたので、


新規生徒さんお待ちしております!笑






ご興味ございましたら是非!


橋本 慎一






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