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ゲーマーコントラバス奏者の雑談2

【雑記】音楽の専門的指導の存在意義について

若干釣りタイトル感ありますが。笑 丁度、吹奏楽コンクールの指導ラッシュも落ち着いたころだし、


かといってyoutube更新するには譜読みが終わらなくて出来ないし(苦笑



たまにはブログに、習い事の話について書いてみようと思います。



とりあえず、今回のブログは最終的にはレッスンの宣伝にはなると思うが、


レッスン生を集めたくて書いているわけではない、という事だけ先に強く書いておきたいと思います。笑

(勿論、大歓迎ですが。)




先日、吹奏楽部の指導に行った時、ふと思いだした昔話を少し。





高校の、もしくは中学でも部活動というものは、通常の学校なら大体2,3年しかいる事は出来ないので、


必然的に、“専門的な指導”を受けていなければ、独学もしくは何かしら経験のある人間に教わって、


とにかくこの短い期間で、孤独に上手く演奏出来るようにならなければならないという戦いがあります。



自分もかつて、吹奏楽部にいたころ、


とても良い先輩には恵まれていたものの、得られる情報は先輩の知識の他は、本とBBS的サイトしかなかった。



本からは音が出ない。いや、最近のは出るかもしれないが、なんとなく著者の言いたいことは伝わっても、


その音がどんな音なのか、類推して想像したものを信じるしかない、という状況である。




これが厄介なのは、ミスリードしている場合。




部室での愛読書は、まさかののちの師匠である、永島義男著の“うまくなろうコントラバス”でした。



演奏の専門家を目指して後でわかる事だが、永島義男先生に実際に習い始めた時、


あの本の内容で、とんでもないミスリードをしていたことに気づいたわけで。


写真を見よう見まねでやっていた、全ての事が間違っていたのです。



あの部活動3年間、何も疑わずその持ち方で過ごし、実は右肩を壊しているのだが、


最初の師匠についてから一切その痛みは無くなり、永島先生に習い始め、


初の合宿で永島先生のソロを聴いた時、自分の信じていた良い音というものが、


微塵もいい音ではなかったという事実を突きつけられる事になります。



その合宿の時、これもまた腐れ縁(笑)となる面白い同期と出会うのだが、

彼は明らかに“専門的な指導”を受けた音を出していました。


他にも数人、その音が出ている門下生がいて。



で、真っ先によぎったのは、


“あっこのままだと受験今年受かんねえわ”


である。



部活動の頃、もし少しでも専門的な事を早い段階で習っていたら、


どれだけその知識を使って効率的な練習が捗っていたであろうと思うと、



習いに行く、という事は、単に楽器が上手くなる、とかコンクールに勝つとか、


そんな単純なものではなく、


成長の曲線があったとしたら、それをもっと高々、短期間にあげる起爆剤となり、


より多くの時間を色々な研究、訓練にあてたり、もっと別の体験に使って、 充実した活動が出来ただろうと思います。




なので、“専門的な指導”を受ける事を是非おすすめしたいです。



社会人なんか、仕事やって帰ってきて、


疲れてるのにメッチャ頑張って練習して、


土日休むところを合奏いったりして、



しかもオケ掛け持ちなんてしてる人は、ハーマイオニーの魔法具でも使ってんのかってくらい大変だと思うが、



音楽家としての観点から言えば、



ある程度の基礎技術を習得すれば、大抵の曲は素早く短期間で弾けるようになる確信があります。



というか、音楽家は年間でそれ位弾けてないと仕事にならないので、


そこまでの基礎技術にもっていく術を皆知っている。はず。




その感覚からすると、


日頃が忙しい人ほど、本来は習いに行った方がいいのではないかと思う。



しかも演奏に余裕が出れば、もっと合奏を楽しむ事が出来るし、


周りの人が上手いと、相乗的な効果も得られると思う。



何より、少ない時間で効率的な練習プランが組めるので、


日々の練習が苦行ではなく、楽しい活動であり続けられるのではないかと思う。



その為の回り道として、“専門的な指導”を受ける事を是非お勧めしたいです。




教えに行った学校の話に戻りますが、


彼ら、彼女らは偶然にも、俺が書いたメソッドを使って日々練習していたようで、


最初、メソッドに書いてある意味が理解できていなかった(俺の文章がいけないのかもしれんが。。笑)


が、


指導の際に、書いてある意味を改めて説明したうえで、



その出すべき音を目の前で弾いて見せた所、



数分後には、楽器がしっかり鳴らせるようになっていました。



百聞は一見にしかず、というが、結局文章では音は出ない、という話に落ち着くと思います。





最後に、これだけは書いておきたいが、


レッスンは音楽家の食い扶持ではない。




先生と生徒がWinWinであってこそ、



本来の、音楽家としての役割を果たせると思います。



より多くの方が、音楽に興味を持ち、


沢山の愛好家による演奏会が開催され、



演奏会に足を運ぶ文化が芽生えたうえで、



プロの演奏会にも来てくれれば、



音楽家も、より芸術を極めながら、


食い扶持としても生きていけると思います。笑




その関係性が良好で良いなと、自分は思ってます。



自分じゃなくてもいいので、この記事で少しでも興味持ってくれた方がいたら、


短期でも、誰かに習いに行って見てくれれば嬉しいです。



そして、音楽活動をより楽しく過ごしてほしいなと思います。 日々追われるように練習するのは大変だと思うので。

…万一、自分にレッスン受けたい方おりましたら、

下記、ホームページよりお問合せ下さい。(結局宣伝になりますが。笑


https://hashimotoshinichic.wixsite.com/contrabass/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B3


部活訪問などは上記でお問合せ頂きたいのですが、


常設での個人レッスン(月2で通うやつ)は下記の千葉市の方でやってますので、千葉県の方は特に是非。


https://www.villa-musica.info/ContraBass.html



よい音楽ライフを。


橋本 慎一


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