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ゲーマーコントラバス奏者の雑談2

【雑記】コントラバスのタメになる動画ネタを考え始めて思った事

本日は夜のテンションで、久々に徒然なる雑記。

起きて読んだら、やばいやつかもしれない。笑




youtubeで、こんばす屋橋本商店Chを始めて、


道歩いている時とかにネタを考えるようになったのですが、


そういえば昔は音大受験の前後とかこんな感じで四六時中、

コントラバスや音楽について悩んでいたなぁという感覚を思い出しました。


今はどちらかというと、流石に基礎もそれなりに習得したので、

技法に悩む事より、道中は仕事の譜読みに明け暮れていますが。笑




色々ネタを考え始めた所、


なんか科学的な根拠がないけど、事実として効果のある基礎練とか、

なんかよく分かんないけど、すっごい綺麗に音が出せる弾き方とか、


結構、楽器の奏法って未だ謎に満ちているなと思います。


師匠に教わった技術も、こうすれば上手く弾ける、という「伝統技能」なので、

それが、なぜ弾けるのか、その辺りにフォーカスして動画作りたいなぁと思う今日この頃。



先程、ツイッターにしれっと投稿しましたが、




コントラバスの跳躍って、他の弦楽器と違って1m位を1拍で行ったりするんで、


結構、物理的な運動として慣性とか受けてそうですよね。という話。


このツイートの動画は、ようは車のブレーキに近いかなと思います。

上手いブレーキかける人って、本当ガッコーンって止まらないよなぁ…



次回のyoutubeでは、この跳躍の安定性向上話や、筋肉の仕組みから、

音程の当て方を掘り下げてみたいと思いますが、まだ未定。




そういえば話は変わりますが、吹奏楽コンクールの課題曲が発表されたとの話をみて思い出したのですが、


高校の頃、どっかのプロコントラバス奏者のサイトか、ゲスト指導しにきたトレーナーか、

出どころは覚えてないのですが、


「コンクールで弦バス出すなら1人か3人にしたほうがいい」


と、言われた事があり、またその説明として、

「1人なら1人の音程ミスで済むが、2人だと音程が合わない場合かなり目立つ、3人なら2人が合ってれば傷は浅い」


と言われ、当時は腑に落ちたような落ちないような…という感じだったのですが、


今思うと、これも根拠はなんだったんだろうと思います。(ちょい毒disり発言ですけど)


まあ何人だろうと、他に沢山楽器パートいるんで、どっちにしろ基準に合ってないとダメだったんだろうなと思います。笑


なんか、こういうのって吹奏楽とかクラシックとかの若い世代に、間違って伝わってる事多くて、

彼ら彼女らの短い青春時代をもっと楽しんで貰う為に、


根拠と効果がある指導というものを、やっていきたいし、

それに伴って、学問を学んで、理論づけられるようにしたいなと日々思います。


youtubeを始めたのもそんな発端だったり。 ヴォルフキラーの話、本当付けて効果ないとかよく聞くけど、道具は正しく使わないと効果を発揮しないので、根拠って大事だと思います。




吹奏楽時代で思い出しましたが、

当時を振り返ると、音量至上主義みたいな所があったなぁと思います。

最近はどうなんでしょうかね。あれも、結局何だったんだろう。


とにかくコントラバスをプレスして、でかい音を出そう出そうとしていた気がします。

(本当は結局それだと出ないんですけど…)


尚、これは持論なのですが、


吹奏楽やってて、フルートが聴こえない時は団全体の音量バランスが悪く、

コントラバスが聴こえない時は団全体の音程が悪い、


と思って差し支えないと思ってます。


前回、youtubeでヴォルフトーンや固有振動数の話をしましたが、


音の波というものは、結構お互いに干渉するので、

音程が混沌とすると、共振が発生せず、


お客さんの耳に届くころにはお互いを相殺してしまっていると思うんですよね。


なので、音量も音圧もぱっとしない演奏になってしまう。


音量感というものは、1人1人が全力で出したところでは楽器特有の限界があり、


ステージ上から客席に飛ばせる空気の塊もたかが知れてしまいますが、



ステージ上で各々のパートが、目の前にある空気を規律よく震えさせ、

それが共振して全体の強力な音波となり、ホール中の空気を振動させる事が出来たら、


音量感も音圧も、チームプレイでしか成しえないものになる、と思います。



そして何よりそれが出来ると、団体のpの音楽が美しくなる。



pってすっごく繊細なコントロールを必要とする事が多いので、


安定して振動させられるfより全然難しいんですよね。



なので、pがコントロール出来る演奏者というのは優秀な演奏者だと思っています。



吹奏楽コンクール等でどう審査されるかは存じませんが、


例えば2団体、ダイナミクスレンジの広さが等しく評価されている場合、

自分だったらpのコントロールで、この2団体に評価に差をつけるかなと思います。


fからffffまで出せる団体より、

ppからffまで出せる団体の方が、圧倒的に難しい事をしていると思うので。


師匠の受け売りですが、


「ヒトをpで惹きつける事が出来るセンスを磨きなさい」と言われたことがあります。


実際、演奏会をやっていて思うのですが、


結構、ステージ上でpを勇気をもってやるっていうのは、度胸が要ります。


何故なら、お客さんに聴こえないかもしれないから。



でも、“pで惹きつける”というのは、

“お客さんから寄ってきて、耳を傾けて貰う”事だと思うのです。



お客さんが求めてしまうような、美しいp。



そういう音楽が、コンクールで繰り広げられると個人的には嬉しいなと思います。




とりとめもない感じになってますが、高校吹奏楽部時代を懐かしんで書いてみました。笑



(もしレッスン受けたい学校さんとかいましたら、お問い合わせよりご連絡ください。一応宣伝。笑)

橋本 慎一

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