top of page
食

ゲーマーコントラバス奏者の雑談2

【youtube更新】初めてポジション移動を学ぶ方におすすめのb moll分散和音トレーニング、について

昨晩、初心者向けのポジション移動についての動画を投稿したので宣伝です。



【基礎・難易度★】初めてポジション移動を学ぶ方におすすめのb moll分散和音トレーニング


コントラバスを始めたての頃、B-Durの後、何を練習したら良いのか、

また、指導する立場としては何を教えたら良いのか、大変迷いどころですが、


自分的には、ポジション移動を早めに覚えて、弾ける音域の範囲を増やすと、練習や合奏に積極的になれて良いかなと思っています。


その為には、最低限の負担で、

ポジション移動を伴う動きをトレーニングする必要があると思うのですが、

C-DurやG-Dur等をやるには、そもそも初心者にはポジションどりが難しく、

As-Durなどは、ポジション移動の回数が多く、且つ小指の負担が厳しいと思います。


なるべく新規の音や動きが少なく、

ポジション移動の学習にのみ集中出来るトレーニング、と考えると、


B-Durで学習した音を含む、b-mollのシ♭、レ♭、ファ、の3音のみを使ってのトレーニングが、自分の考える中では、最も早い段階でポジション移動が身に付けられるメニューかなと思います。


この練習でポジション移動の早期習得をする事で、

その後、自主的にポジションを拡大する事が出来る為、主要なDurのスケールを弾けるまでの足掛かりになります。


とにかくコントラバスは初期が一番つらい楽器です。フィジカル的にもですが、1ポジションで2度しか取れない為、初期のポジションだけではサラサラっと鼻歌の様にメロディを弾くことも出来ず、音楽をやっている感を味わえるまでに長い道のりがあります。


主要なDurの習得は、初期の課題の中でも初心者には複雑で、その中でも特にポジション移動は、初めてフレットレスを触る人にとっては何一つ目印もないので難解です。


しかし、この課題を突破した瞬間、世界が変わったように、コントラバスの面白さを楽しめる様になります。


曲に至っては、B-Durしか弾けない状態から比べると、適応範囲は遥かに増え、

本来のコントラバスの役割の学習を開始する事が出来ると思います。


ですので、この魅力を早めに味わう為にも、ポジション移動の習得は、割と急ぎの課題なのではないか、と考えています。

特に、つらいと部活だと辞めちゃう事もあると思いますので…。笑


楽器の練習を楽しめる事も上達の近道ですので、早期にポジション移動を習得し、

是非好きな曲をサラサラっと遊んで弾けるようになってほしいと思います。


橋本 慎一

bottom of page